こんにちは、古木です。
今日は「情報発信コミュニケーション・マーケティング」という話をしていきたいと思います。
ここでは情報発信を活用したビジネスに絞って話を進めていきます。
■結局コミュニケーションが一番大事
情報発信を活用したビジネスにおいて、コミュニケーションは一番大事な要素となります。
正しくはコミュニケーションしかないと思っています。
ビジネスである以上、着地点はサービスや商品の紹介となります。
その場合に、サービス、商品の魅力を説明するのは、コミュニケーション以外にありません。
形が見えない情報だからこそ、しっかりと商品説明、魅力説明が必要となります。
店舗での商品説明を例に出すと、
例えば、あなたが家具屋さんでソファをお勧めする店員さんだったとしましょう。
その店舗は独特な販売方式を取っており、現物は置いていないスタイルです。
つまり、商品を実際にみて、触って、座ってみて。。。
と言う風にはいきません。
このような状況で、ソファをお勧めする場合、どうするでしょうか。
１．ソファの情報
・ソファの形
・ソファの素材
・ソファの高さ
・ソファの強み
・ソファの色
・ソファの耐久性
このような事を伝えるでしょう。
これで、ソファは売れるでしょうか？
ソファを見に来ているお客さんは、上記の情報を知りたいのでしょうか。
顧客側として考える点は、
・ソファは邪魔ではないか
・ソファが部屋にマッチするか
・ソファの価格は高くないか
・ソファの使い勝手は問題ないか
ザックリとあげましたが、
このような事を考えると思います。
ですので、
１．ソファの情報
だけではなく、
２．ソファを購入への障壁と未来
についても伝えていく必要があります。
２．ソファを購入への障壁と未来
・ソファは高さが低いので邪魔にはならず、座ってみると天井が高く部屋が広く感じます。
・ソファの素材は光沢を抑えた革を使っているので、どのような部屋でも相性が良いです。
・在庫を倉庫管理にすることで店舗への搬送量などのコストを削り、他社同格商品に比べて30％程度価格を抑えることに成功しています。
・家族で使う事も出来ますし、一人、二人でも使いやすいようになっていますので、シーンを問わず使い勝手が良いです。
一人で読書やくつろぐことも出来ますし、二人で話すときも ちょうど話しやすい角度の調整出来るため会話がしやすくなります。
こちらは一例ですが、このようなコトは全てコミュニケーションでして、
「お客さんがどう思っているのか」
「お客さんに何を伝えるべきなのか」
「お客さんにどう思ってもらいたいのか」
という内容もコミュニケーションを取りながら、良さを伝えていきます。
結局、紹介するという行動はコミュニケーションであり、
・伝わりやすくするには
・良いと思ってもらうには
はコミュニケーション能力ということになります。
だからこそ、コミュニケーションが重要となってくるわけです。
■情報発信におけるコミュニケーション
情報発信におけるコミュニケーションは、
１．情報発信による公開
２．情報に対する返事
となります。
情報発信による公開は、
発信者→受信者
情報に対する返事は
受信者→発信者
となります。
当然ながら、双方向でのコミュニケーションがある方が効果はありますが、
情報を受信してもらえる（読んでもらえる）だけでも十分に価値があります。
■コミュニケーションの目的は
コミュニケーションの目的は「行動してもらう」ことです。
ビジネスとして情報発信をしている場合、９９％は行動してもらう事が着地点になります。
行動してもらうということは、
・購入してもらう
・参加してもらう
・見てもらう
・登録してもらう
・実践してもらう
etc
ということです。
これは大前提で、常に意識しておく必要があります。
方針、ベクトルは常に行動してもらうためであり、
行動してもらうためにコミュニケーションを取り、
行動してもらうために商品の説明をするわけです。
目的をしっかりと認識していれば、
メールやブログ記事の一つにも意味が生まれてきます。
このメール（ブログ）は読者さんの
「自分でも出来るだろうか」という不安を払拭するために書いており、
読み終わった後には「不安に思う事がなくなるor 軽減される」ことを目的にしている。
登録・購入する時の障壁の一つと考えられる「不安」がなくなれば、より行動しやすくなるはず。
というように、意味が明確に生まれてきます。
「なんとなく機能説明しておこう」というような ふわっとしたものではなく、
明確に目的があり目的に向かったシナリオを書いていくことが出来ます。
「なんとなくやってみよう」という考えは「学生か」と突っ込みたくなります。
意外と、「何となく」でやっている方も多いので、この点はシッカリと意識すると、
メールや記事の質が抜群に向上します。
続きます。
